芸能プロダクションでも偽装

耐震強度再生紙、食品の原材料や賞味期限等々、消費者を騙す企業の不正が後を絶たない中、今度は芸能プロダクションによるタレントの偽装が発覚した。都内にある大手芸能プロダクションSが、5年程前某ドラッグストアのTVCMで一発ギャグがブレイクした芸人Dを、消費期限が切れている事を承知で売り出していたと言うのだ。関係者の話によると、このタレントは既に3年前から本来の期限が切れていたのだが、別のタレントと一緒に売り出すことで何とか品質を誤魔化していたと言う。タレントのマネージャーは「知らなかった。お客様の反応が以前と変わっていなかったので気付かなかった。」と自らの関与は否定し、品質も以前と変わりが無かった事を強調している。偽装問題に詳しい弁護士のK氏は「今は女子アナ等にバラエティの仕事を奪われていてお笑い系のタレントを抱える事務所は何処も苦しい。タレントの原産地を偽る悪質なケースもある。」と事の深刻さを訴えていた。
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