人に助けて貰って目的地へ行くロボット


ゆっくりと直進することしかできない小さなロボットが、都会で見知らぬ人達の助けを借りて目的地にたどり着けるか?という実験のレポートです(動画あり)。目的地を書いた旗を付けたロボットが、旗を読んで目的地を知った人々の好意に頼り他力本願で進んでいきます。実験者は離れた所から財布に忍ばせたカメラで撮影。結果は29人の助けを借りて42分で目的の公園の対角である南西の角へ辿り着いたそうです。
実験の場となったワシントン・スクエア・パークは同じニューヨークのセントラルパークとは違って都会の中のこじんまりした公園で、日本で言ったら日比谷公園や新宿の中央公園という感じです。グリニッチ・ビレッジの中心地でニューヨーク大学が隣接している為、昼間は学生やビジネスマンで賑わっています。まぁ同じ実験を平日の昼間に日比谷公園でやったら日本人ビジネスマンは思いっきり無視してどこかに詰まって終了という気がしますね。かと言って子供が多い公園だと悪戯されて壊れて終わる気もするなぁ。実験の条件によっては結果がいろいろ変わってきそうですね。ちなみにこのtweenbots君は現在2号を作成中だそうです。この思わず助けたくなっちゃう可愛さも反則だよなぁ〜(Link)。