韓国のいじめ

終わることのないリレーいじめ
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/02/23/20040223000081.html

「いじめ」に耐え切れず転校をしても、加害者側の生徒が被害者側の生徒の転校した学校のインターネットのメッセンジャー(インスタントメッセージサービス)やカフェ、電話などを利用して積極的に噂を流し、「リレーいじめ」をするケースも多い。

高校2年のある日、朝学校に行ったら黒板にクラスのNの悪口がびっしり書かれていることがあった。Nとは1年の時は別のクラスだったが出身中学も一緒だし仲のいい方だった。どっちかと言えばおとなしい方でクラスでは目立つ存在ではなかったNだがその時嫌われてるとかいじめられてると言うことはなかった。「誰がこんな事を…?」一時クラス内はこの話題で持ちきりになったがNには心当たりがあった様だ。1年の時一部の男子達から虐められていた事、2年のクラス替えでその連中と一緒にならなくて凄くうれしかった事などNは私に打ち明けてくれた。2年のクラスメイトはその後もNと普通に接してこの事件はいつの間にか忘れ去られていったのだが後日黒板に悪口を書いた犯人が友人Kであることを私は本人の口から聞いてしまう。Kも同じ中学で高校では同じくラスになったことはなかったが家も近く遊び仲間の一人だった。Kは悪びれた様子もなく「お前のクラスのNって気持ち悪いよな」「あいつ1年の時はウジ虫扱いされてたんだぜ」「最近学校で会っても挨拶もしないで生意気なんだよ」といじめる側の台詞を"仲間の私"に話すのだ。否定も肯定もなく私にはただ聞いているしかできなかった。Kも決して悪い奴じゃない、いい奴でもないが私にとっては所謂悪友と言う存在だった。仲裁をしようかとも考えたがお互いが嫌がっているのなら適度な距離を保った今のままが一番いいだろうと考え事を荒立てることなくそのまま真相は私の中だけに納めてしまった。
この判断が正しかったかどうかは今でも正直わからないが正義感から犯人を告発して満足を得るのはきっと私とやじうまなクラスメート達だけで、犯人として扱われるKも嫌な過去を暴かれるNもその後の高校生活はつらい物になったんじゃないかと思う。一般に正しいとされることをすることが必ずしも役に立つ訳ではないことを私は当時から何となく知っていたんだろう。法定速度を守って走る車が周りにとっては迷惑で危ない存在であるように... 当時から中間管理職的事なかれ主義だった自分がちょっと嫌でもある。