「MONSTER」テレビアニメ化

浦沢直樹さんの傑作「MONSTER」が日本テレビでアニメ化だそうです。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2004/02/05/02.html
私は基本的に漫画って何でも好きなんですけどどちらかと言えば理屈抜きに楽しめる笑える物の方が好きでして、主人公が知識をひけらかしてうんちく語る様なのは1回読めば十分だったりします。だから同じ浦沢さんの作品でもMONSTERの前に連載していたMASTERキートンはあまり好きではありませんでした。でも、この作品は違いましたね。小難しいと言えばそうなんですけど全体を通して良くできたエンターテイメント、シナリオがとても良く書けている映画を観ている様な気分になれます。
アニメは楽しみは楽しみなんだけどちょっと複雑ですね。この漫画は結構な長編だしストーリー展開もかなり綿密に練られているのでテレビや映画用にまとめづらいと思うんですよ。原作に忠実に全部アニメ化するんじゃ何話分必要かわからない(コミックスは全部で18巻)しかと言って適当にエピソードをカットしちゃうと繋がりが崩れるだろうし... アニメじゃなくて小説化して欲しい作品ですね。
 
 

office氏逮捕の続報

ASKACCSのコンテンツ制作及び運営を行っている会社の声明文
http://www.josephandleon.co.jp/seimei.html
http://www.josephandleon.co.jp/index.html
なんかTOPのコラムでは憎っくきサイバーテロリストとか言ってますね。自分の所の責任についてはどうお考えなんでしょうかね。声明文は今日は時間無くてあちこち見て回っていないんだけど恐らく皆さんが既にバンバンツッコミ入れてると思うのでもういいや。でも一つだけ(笑)

セキュリティの専門家やセキュリティ技術に依存しないセキュリティのあり方、セキュリティに依存しない情報社会のあり方を模索していかなければならないと考えております。

利用するだけの一般ユーザーならともかく運営会社がこれを言っちゃおしまいでしょう。海外でちょっと目を離したすきにベンチに置いたバッグを盗まれた場合もちろん盗んだこそ泥は悪いし捕まれば罰せられますがまず真っ先に警察からそんなところに置いておくお前が悪いと怒られます。これは欧米だけじゃなくアジアでもそうです。その国の文化を知らなかったとか言い訳は全く通用しません。ネットを利用した商売をしている会社が「セキュリティ技術に依存しない」なんてのは論外ですよ。